2014年05月読了まとめ

毎月の読了メモ。5月は6冊。

47都道府県別 日本の地方財閥 (平凡社新書)

47都道府県別 日本の地方財閥 (平凡社新書)

 
日本の地方財閥30家 知られざる経済名門 (平凡社新書)

日本の地方財閥30家 知られざる経済名門 (平凡社新書)

 

5/15読了。2冊続けて読む。通勤本として最適。地方財閥の紹介だけでなく関連する企業の系譜も分かり楽しい。また、出身県の章を読み「あの家って、そんなにすごかったのか」「あの企業の創始者だったとは」と新しい発見も多かった。系図も充実しており、経済界や学界の錚錚たるメンバーを見つけながら家柄や政略結婚の効果に納得。企業のネットワークに興味がある方なら、下の本がより分かりやすいのかも。

役員ネットワークからみる企業相関図

役員ネットワークからみる企業相関図

 

 

5/11読了。 類書の多いジャンルだが、KADOKAWAの新書に合った良書。即効性を求める読者には不向きだが、入門書として良い。会話、スピーチ、ディベートなど幅広い<話術>を取り扱い、エトス、パトス、ロゴスなどの基本を抑えながら事例紹介や解説も適量。同程度のテキスト量で同テーマの本を書くことのできる著者は他にいても、中学生でも理解できる平易な文章で、本書のような最適バランスでまとめるのは難しいと思われる。物足りないと思う読者も多いだろうが、潜在的な需要のある1冊。

うちの職場は隠れブラックかも

うちの職場は隠れブラックかも

 

 5/7読了。昨年発行ながら情報・内容が古い。低質。情報リテラシーが低い読者層を狙った本と思われる。その割には文章や構成に工夫が見られず、図版等の工夫がない。原稿の質が低いことは否めないが、同じ原稿でもより見栄えもよく、読者に情報が残りやすい工夫はできるはず。著者もこの程度の原稿をそのまま出版する版元はいずれ捨てて、KDPで出す方がメリットあるのではないだろうか。

伝える力 (PHPビジネス新書)

伝える力 (PHPビジネス新書)

 

 5/5読了。図書館の返却ボックスにあったので借りてみる。今年読んだ本では最も売れた本だろう。7年も前の本。はてなブログをやっている人やライフハック系が好きな方には目新しさは乏しいか。ひと晩で読めるため図書館向き。160万部突破は素晴らしい。本書を仕掛けた担当者が功労者。

野武士、西へ 二年間の散歩

野武士、西へ 二年間の散歩

 

5/2読了。東京から東海道を歩いて大阪まで行く話。連載をまとめた一冊。企画の人選と久住さんの表現は面白いが、単行本で読むにはやや退屈。単行本化する際、どうして地図を付けなかったのか疑問。昨今の久住さん人気なら強気の価格設定でも多少は売れるだろうが、読者の立場に立てば、今回歩いた地図くらい付けて当然だろう。真面目に読む本ではないが、今どの辺だろうと地図くらい見たいはず。編集側の怠慢にがっかりな一冊。

2014年04月読了まとめ

毎月の読了メモ。4月は4冊。

マンションは10年で買い替えなさい 人口減少時代の新・住宅すごろく (朝日新書)

マンションは10年で買い替えなさい 人口減少時代の新・住宅すごろく (朝日新書)

 

 4/20読了。胡散臭い。自社サービスの宣伝が多く、うんざり。内容の薄い本、馬鹿馬鹿しい本、独りよがりな本は結構だが、この手の卑しい本は朝日新書の面汚しではないのか。本書が役立つ読者も一定数存在するだろうが、「親に頭金を出してもらおう」なんて言われてもね。興味のある方は図書館でどうぞ。

オリーヴ・キタリッジの生活 (ハヤカワepi文庫)

オリーヴ・キタリッジの生活 (ハヤカワepi文庫)

 

 4/14読了。4月前半は心身ともに疲れており「気分転換に」と思ったが、はまらず。ただし、好きなタイプの小説と分かったため、もう少し落ち着いてゆっくり読書できる頃に読み直そう。

金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術

金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術

 

4/6読了。確定拠出年金、特に個人型がテーマ。ネットや雑誌で情報をつまんでいたが、まとまった本を読んでみたく手に取る。タイトルの付け方に疑問あり。「確定拠出年金」というキーワードを入れるべきではでは? タイトルを決めた出版社の浅薄さが際立つ。内容は大変参考になり「資産運用術」と謳う本としては良質と感じる。「個人型確定拠出年金」に興味のある方にはおすすできる1冊。

どうして僕はこんなところに (角川文庫)

どうして僕はこんなところに (角川文庫)

 

4 /2読了。短編集ゆえに「著者ならでは」感のない短編も多く、面白く読めたのは5割ほど。中国人が梅毒に悩む話が一番好き。